リモートデスクトップ切断後にログイン画面にしない方法
概要
課題
リモートデスクトップで作業したあと、Steam Remote Playがうまく起動しない状態になる。
Steam Remote PlayはPCにログインしていることを要求するのだが、リモートデスクトップの切断時にログイン画面の表示になってしまうことが理由。
実現したいこと
リモートデスクトップの切断後にログイン画面ではなく、ログインした状態のデスクトップ画面にしたい。
解決方法(コマンドでログインする)
リモートデスクトップを切断するときに、通常通りに切断するのではなく次のコマンドを実行する。
※管理者権限のコマンドプロンプトかPowerShellを開いて行うこと
tscon 1 /dest:console
なお、パスワードがある場合は↓のようにする。
tscon 1 /dest:console /password:自分のパスワード
このコマンドが行っていること
ローカルPCにログインしている。結果として、リモートデスクトップユーザーは追い出される形で切断される。
ローカルでログイン状態になる(デスクトップ画面がディスプレイに表示される)ため、Steam Remote Playは正常に動作する。
より実用的にする
バッチファイルにコマンドを書き、バッチファイルのプロパティから管理者権限として実行するようにしておく。以後は、その切断する代わりにそのバッチファイルを実行すればよくなる。
解決方法(再起動させて自動ログインを行う)
リモートデスクトップの切断をWindowsの再起動に置き換える方法。事前に自動ログインの設定を行っておくことで、再起動時にログインが行われる。
自動ログインの設定については、パスワードが暗号化されるAutoLogonを使うとよいだろう。提供元はMicrosoftなので安心して実行できる。
同様の手順を紹介しているページではcontrol userpasswords2を使うように案内されていることがあるが、その方法ではパスワードが暗号化されないので危険だ。
このコマンドの問題点
自動ログインの設定はリモートデスクトップの切断時に関係なく有効なので、PCの電源を入れるだけでログインしてしまうセキュリティ上の懸念がある。
ゲーミングノートPCを買った
買ったPC
ASUSのROG Strix SCAR 17 G733QSを買った。
手持ちの持ち運びPCを最後に買ったのが5年くらい前。クリスマスセールで割引率が高いものを選んだ。
購入してからまだ4回くらいしか起動していないけれど、3kg弱あるので持ち運ぶには大きすぎるな……と早速後悔している。スペックには満足。
購入サイト
AmazonかASUS Storeが公式の販路で、セール時にはどちらも同じ価格水準になる。ところが、ASUS Storeで購入すると3年保証がついてくる(正確には60日経過後に付与される)ので2万円ほどお得。
ASUS Storeの特筆すべきポイントは迅速さ。購入手続きをした日の深夜には発送済みになり、翌日の午後に到着した。Amazon Primeと同じくらい迅速で驚いた。
選んだ理由
これまでは持ち運びやすさを優先してMacBook Air、Surface Pro、Thinkpad X1 Carbonなどの系統を選んでいた。
そればかりでは面白くないし、Surface Proはまだ現役で使えそうなのでゲーミングノートPCというやつに手を出してみようと思った。
最大の決め手はグリスに液体金属を使っていること。これまで仕事で触ってきたゲーミングノートPCはうるさくて、とても所有したいと思えるものではなかった。デスクトップPCで静音構成にすればいいのにとすら思っていた。
スペック
ディスプレイ
165hz駆動のTFT液晶。解像度はWQHD(2560x1440)なので4Kよりも小さいけれど、3080 Laptop GPUでゲームするならこれくらいがちょうどいい。本音を言えば、エディタを表示するときのことを考えると、せっかく17インチもあるのだから4K解像度は欲しいところだった。ゲームの描画解像度は自分で設定するからさ。
CPUとメモリ
Ryzen 9 5900HX (8コア 16スレッド)と32GB RAMが載っている。
32GBもデフォルトで載っているのは助かる。
ストレージ
NVMe接続のSSDが2TB。
スペック表ではさも2TBのドライブが載っているように見えるが、実際には1TBのSSDが2本搭載されている形だ。CドライブとDドライブに分かれている。
RAID0を組めば2TBのCドライブとして見せることもできるけれど、それをやらなかったASUSは偉いと思う(どこかのメーカーをディスっているわけではありません)。
GPU
GeForce RTX 3080 Laptop GPUが載っていてVRAMは8GB。12GBモデルは20万円くらい高くなるので却下。デスクトップ版は10GBだけれど、使い切っているゲームはあまり見かけないから8GBで必要十分。
ちなみに、Laptop GPUはデスクトップ版と比較してメモリ帯域が減っている。
Ryzen 9はAPUなのでRadeonも載っている。パフォーマンスを必要としないケースではこちらが使われる形になっているから消費電力の削減にもつながっている。
使用感
持ち運びやすさ
3kg弱。さすがにMacBook AirとかSurface Proとは比較にならない重さだけれど、持ち運びできないわけではない(それはそう)。重さよりも困るのは、いい感じに収まる持ち運びケースがないことかなぁ。
静かさ
過度な期待はしない方がいい。正直に言ってうるさい。これでも液体グリスを使っているぶん、同スペック帯のものよりは静かなんだろうけれど。
一応、プロファイルを切り替えることができて「サイレント」にすればファンは止まる(か、気が付かないくらい静かになる)。
個人的な用途ではパフォーマンスを求められる作業しかしないつもりだから、このプロファイル切り替えはあまり使わないつもり。メインPCとしてこれを購入する人は、パワーが必要な作業をするとき以外は「サイレント」にしておくとよいと思う。
キーボードの打鍵感
仕事でもプライベートでもREALFORCEの静音モデルを使っているので、メカニカルなキーボードはかなり久しぶりに触った。メカニカルだけどストロークが浅いのでなんとか使えている。
押下圧は55gよりもはるかに重く感じる。REALFORCEは全30gを使っているからこれでプログラムを書こうとは思わないかな……。反面、FPSみたいに「押せている感」が大事なゲームプレイには向いている気がした。さすがはゲーミングPC。
ベンチマーク
FFXVベンチマーク
「とても快適」だった。
スコアは9500くらいだったはず。
CPU-Z
ASUS返金保証
この製品には30日返金保証がついていて、購入から30日以内であれば返金手続きをとることができる。だからというわけではないが、とても丁寧に扱っている。
この返金保証を使わずに60日以上使い続けると、通常1年のメーカー保証が3年に延びる。このプランを普通に買うと2万円弱かかるからどっちに転んでもお得感がある。
coefontのLiteプランを抜ける方法
FAQページで案内されている専用ページで理由を入力しないといけない。
https://coefont.cloud/unsubscribeForm
アカウントページの支払い方法やプラン選択の画面にもこういう情報は載せておいてほしいなぁ。
LadioPlayer 0.1(21)
LadioPlayer 0.1(21)について書いておこうか
iOS用のねとらじ聴取用アプリを公開している。
公開と言ってもAppStoreではなくて、ベータ版を配布するためのTestFlightで。
TestFlight
TestFlightもAppleが管理しているのでAppStoreと同じように一定の審査はあるけれど基準は緩め。何か指摘されたとしても、よほどのことがない限りは今後の計画を説明すれば通過する。(説明は英語でやらないといけないけど、苦手な人はDeepLやGoogle翻訳を使えばなんとかなると思う)
審査が緩い点以外にもTestFlightにはメリットがあって、アップデートを10分程度で配信できること。バグ修正を迅速に配信できるのはとても良い。
デメリットは、検索機能が提供されていないからユーザーを募るには別途宣伝の場所が必要になることかな。招待コードがないとテストに参加できないから、ユーザー視点では招待コードを探す手間がある。個人的には困らないけれど、招待ユーザーの上限10,000人は法人だと困るかも?
LadioPlayer
趣味で開発しているアプリで、ねとらじ聴取用のもの。Ladioはスペルミスではない。ねとらじのドメインが ladio.net なのだ。
特長
聴くだけならまともに動く。プッシュ通知を備えていて、お気に入りの配信を聴き逃さない。オマケ程度に配信機能もついている。あまり使いやすさは考えていない(後述)
ねとらじとiOS用アプリの状況
ねとらじ自体は風前の灯火あまり人がいないけれど、そこでしか配信しない人がいる。(個人的に楽しみにしている配信があったから開発した)
iOS用のねとらじ聴取アプリ市場は壊滅的で、無償アプリはiOSアップデートに追従されず全滅。有償アプリはまだAppStoreにあるけれどプッシュ通知がない。
ねとらじふぁんの復活の日まで
iOS向けねとらじ聴取アプリとしてデファクトスタンダードだった『ねとらじふぁん』はとても良いアプリだった。iOS 13が出たあたりに互換性が切れて動かなくなり、公式サイトにも到達できなくなった。事前のアナウンスがなかった(と思う)から、いつか復活してくれることを願っている。
その日が来たら、LadioPlayerの開発は停止したい。AppStoreへの審査に出していなかったり、使い勝手を追求していないのは隙を作っているつもり。これくらい絶妙に使いづらければ、『ねとらじふぁん』が復活したときにユーザーは自然とそちらへ流れてくれると思う。
『ねとらじふぁん』の復活をずっと待っています。
Re: Re: Re: Re: Re: Re: PCが突然再起動される現象に悩んでいた話
悲しいことにBattlefield 2042 Open Betaを遊んでいたらマシンが再起動。
イベントビューアーを見たらWHEA-LoggerからMachine Check ExceptionでCache Hierarchy Errorが上がっていた。
ASUSのページに行ってみたら "Improve system stability" を掲げているアップデートがいくつかあったので、とりあえず最新の4201にしておいた。
もうオープンベータ期間が終わっちゃったので検証できないけど、製品では再現しないといいな。
そうそう。BF2042を起動しているとCPUやメモリには余裕があるのにWindows全体のレスポンスが悪くなるのは単純にユーザー体験が悪い。
1440pで遊んでいるけど、GPUをRX 5700XTからもっと上位のものに買い替えるべきなのかな。
2021.05.07
暇を持て余しすぎた結果、配信をしてしまった。
人生で初めての経験ではなくて、大学生~社会人N年目まではいろんな媒体で配信をしていた。
いつしか仕事が忙しくなってやめてしまったんだけど、外出できないのが苦痛すぎて配信でもやって気を紛らわそうとした。
声無し配信というのもあったからか、そんなに同時接続はなかった。過疎り気味サービスでやっていたので、それでも上位に入ってしまったけれど。
たまにはこういうのもいいかもね。
当時、主に活動していたのはPeercastなんだけど、まだ生きているんだろうか。